指導する上で大切にしている3つのこと〜その2〜
その1ではトレーニングは準備が8割だという話をしました。
今回は『トレーニングの組み立て』についてです。
トレーニングといっても、
トレーニングの説明、アップ、実践、
コーチからの評価、選手の給水、
コーチからの次のメニューの説明、
ミスの訂正など
中身を細かく見ていくと
様々な時間が生まれます。
これら全体を通して
マネジメントしていくことが大事です。
選手が水を飲むだけでの休息でも、必要以上に頭と体を休めることなく、
インテンシティ(プレー強度)を落とさずにトレーニングに取り組めるようにします。
実はトレーニングで
選手の集中力が続かない原因は、
選手だけに原因があるわけではありません。
①コーチの説明が長い
②アウトボール(ボールに取りにいく)になっている時間が長い
③トレーニングに移る間が長い
など、メニューに関係がないところにある場合もあります。
そのため、全体を通して、
いかに集中してやれる状況を作れるか?
が、とても大切な要素になります。
これらを『トレーニングの組み立て』として
一つずつ考え、良いトレーニングをつくっていくことが
大切になってきます。
来週はその3をお伝えします。